フィリピン人と結婚すると離婚出来ない理由

理由

カトリック教は離婚禁止です。理由は後から述べます。

フィリピンではカトリック教が主流です。カトリック教は旧教と呼ばれ、プロテスタントは新教と呼ばれます。日本人には分かりにくいですよね。カトリック教の代表的な国はバチカン市国にいるローマ教皇で最近、コンクラーベにおいてアメリカ人の教皇が誕生したということが話題になりました。

豆知識として皆さん知っている人も多いかもしれませんが、50年以上も掲載している漫画「ゴルゴ13」はイエス・キリストが処刑された場所「ゴルゴダの丘」に由来しているそうです。日本ではキリスト教が誕生したのはイエス・キリストがいたせい、「キリスト」とか「キリスト様」とか呼んでいますが、少なくとも外国(フィリピン)では「ジーザス」と呼んでいます。

朝食の時に宗教に熱心な人は手を組んでお祈りしてから食べていました。私はそれを見ていて子供の頃、観ていた「大草原の小さな家」を思い出しました。外国ではキリスト教の占める人口割合が最も
多いと聞いていましたが、みんなそうするのかと思いましたが、人によってまちまちです。

 

離婚禁止の理由

何度も言いますが、カトリック教に離婚禁止という決まりが定められているからです。私の結婚式もそうでしたが「病めるときも健やかなるときも、死が二人を分かつまで愛し続けますか」と神父さんが言います。そうすると夫婦2人とも了承して書類にサインします。これが主だった理由ではないでしょうか。死別すると消滅します。再婚可能になるらしいです。

日本でも結婚届を提出する時に証人は不要となっていますが、フィリピンで神の前で誓ったのでもう
日本では証人はいらないという意味ではないでしょうか。ちなみに結婚届はフィリピンと日本の両方で提出必要です。片方だけ提出すると一方で結婚、一方で独身という状態になってしまいます。

これは日本で結婚する時も日常的に行われていますが、カトリック教ではこれが厳しく守られているのです。相手が死亡した時は再婚可能だそうです。私のフィリピンで出会った知人の話では
「離婚は出来ないけど、別居は出来るよ。離婚の裁判があるし、無効の裁判だったのか、費用は30万はかかるよ」と言っていました。

私はなるほどと思いました。冷めた関係の2人でいても苦痛でしかない。別々に暮らしをした方が
2人のためになると感じました。

離婚したケース

私が結婚紹介所の社長の奥さんから自宅に遊びに来た時に聞いた話です。

私が知っている限りでフィリンピン人の妻を紹介してくれた結婚所では2組が離婚したそうです。
1組目は私が1回目のフィリピンへ行く時に日本からフィリピンに里帰りする女性で姑さんにいろんな事を言われてノイローゼになって、一時的にフィリピンに帰り気分が戻るまで国にいるそうです

結局、旦那とも上手くいかず離婚してしまいました。

2組目は旦那さんが心の病にかかってDVを働き、一時的に妻を頼って私の自宅に一時避難をし、
2泊程してフィリピンに帰ってしまいました。これも離婚してしまいました。

離婚費用は60万。期間は1年程。フィリピンも物価が上がったみたいですね。奥さんが言っていました。「本社の結婚所もパンデミック(コロナ禍)の影響を受けて赤字になってしまった。今や閉鎖状態。息子さんが大学進学費用もかかる。社長は全く違う給与が高そうな異業種で働いているし、奥さんもパート社員で働いている」

個人的には奥さんは英語の家庭教師が正社員であろうが派遣社員であろうが向いていると思います。フィリピンは英語は公用語ですし、日本語も話すことが出来る。高い給料が貰えるはずでは?
と考えられるます。

みんな苦労しているのですね!

まとめ

フィリピンでも離婚に関しては国民的な話題になっているいるそうです。フィリピンでは昔の日本のように女性は20代になれば早々と結婚してしまうらいしです。年の差も親の同居することも気にならいようです。

しかしながら、人間なら男女問わず見も知らず国に行けば人間関係に悩むでしょう。

夫婦2人が話し合っても上手くいかない事もあるでしょう。分かれて住んでいることがお互いの幸せにつながるのでは?と私は考えてしまいますね。離婚は結婚することより何倍も大変だと言われています。

私が離婚するかどうかは別としては離婚する手段だけはもっとスムーズに出来るの方が良いでしょうか?

 

タイトルとURLをコピーしました